お給料の明細を見ると、年収で見ると結構貰ってるはずなのに
手取り額って全然違うんですよね。。。
これって何でなんだろう・・・?
手取り額はちゃんと計算方法があるんです。
これって自分が知ろうとしないと教えてもらえないんですよ。
給与明細を見て、金額に違和感を感じる人も少なくはないはず。
結論としては、実際に手元に入るお給料は、税金や厚生年金などが差し引かれた金額が支給されています。
給与天引きがもはや当たり前のようになっていますが、一体何にいくら差し引かれてるのか、この部分はわざわざ教えてもらえません。
今回は、正社員の年収と実際に貰える手取り額の違いについて解説していきたいと思います。
この記事を読めば、年収から何が差し引かれているのかが明確になり、手取り額の計算もできるようになりますよ!
生涯年収と生涯の手取り額は異なる
個人によって起こりうるライフイベントや
将来どんな生活をしたいかの
ライフプランによっても異なりますが
約3億円は用意しておく必要が
あると言われています。
正社員の生涯年収は、勤め先が
大企業か中小企業かでも異なります。
また、「生涯年収」と「生涯の手取り額」
もそれぞれ異なります。
以下では手取り額の計算方法をご紹介します。
生涯の手取り額の計算①住民税を控除
額面から住民税を差し引きましょう。
住民税は、その年の1月1日時点で住んでいるところへ
税金の支払いが行われます。
合計率が10%程度になるように
「都道府県へと納める税金」と
「市町村へと納める税金」で
それぞれ税率を調整しています。
住んでいる市町村によって
若干税率の幅はありますが
ほぼ10%程度の税金が発生する
と覚えておくとよいです。
生涯の手取り額の計算②所得税を控除
所得税は、所得額が大きいほど
差し引かれる税金も多くなります。
通常、毎月の給与から天引きされていますが
あくまで概算で計算しているものなので
正確な金額ではありません。
会社で実施される年末調整や
自分自身で行う確定申告によって
正しい所得額を計算し、所得税を清算してくれます。
会社側で年末調整を行ってくれなかったり
所得が複数ところから発生する場合は
正しい所得が計算できないことになり
所得税を払いすぎてしまった場合の
還付がされなくなってしまうので
注意が必要です。
確定申告は忘れずに行って、必ず還付金を
受け取るようにしましょう。
生涯の手取り額の計算③各種保険料の控除
各種保険料とは、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険のことです。
これらも毎月の給与から自動的に差し引かれています。
さらに、40歳以上になると介護保険料の支払いもあるため、
40歳未満に比べて手取り額は少し変化します。
これらの保険料は給与から自動的に天引きされているものなので、
気にしたことのない方もいるかもしれませんが、
いくら天引きされているのかは一度、給与明細を確認してみても
よいかもしれません。
まとめ
「生涯年収よりも必要なお金のほうが多い…」と
将来が不安に感じる人もいるかもしれません。
正社員の生涯年収は、学歴や企業の規模、
雇用形態などによっても違いはありますが、
普段の生活で無駄な支出は抑えて計画的に生活すれば、
生活費は約1,000万円単位で減らすことも可能です。
そして、より豊かな生活を送るために、
「収入や資産を増やす」という視点を持っておくとよいです。
自分のライフプランに合わせて
しっかりとお金を準備していきましょう!